【そばの出来るまで〜その6】花期が長い理由

こんにちは。奥出雲そば処一福の笠岡です。

台風前にそば畑へ行ってきました!

順調に花数を増やしているようです(^^)

見ると、ミツバチがブンブンと飛び交い、花から花へ蜜を吸っているようでした。

このミツバチが、美味しいそばが実る重要な役割を担っています。

そばの花は一斉に咲かず、葉と花の成長が並行して行われます。

そして実が成るための受粉は同じ花ではできず、おしべの「長柱花」と「短柱花」の間のみでしか実を結ぶことができません。つまり別の株に花粉を運ぶ必要があるんです。それ故、そばはなるべくたくさん密集して植えられ、虫がたくさん来るよう工夫されています。

花が咲いただけではそばの実はならない上に、受粉は虫と風まかせ。花期が2ヶ月もあるのはこのような理由があるんですね。

ちなみに花びらに見える白い部分は本当はガクで、本当の花は6ミリくらいの小さなものだそうです。

そば畑でせっせと働くハチさん達、美味しいそばをよろしくお願いします!^^